そのニキビ対策はあってる?正しいスキンケア方法でマスクニキビにさようなら
こんにちは、ミサ(@mii_diet_159)です!!
最近、肌荒れやニキビに悩んでいませんか?
私は昔からニキビができにくい体質だったのですが、最近「あご」や「口元」にニキビができ、治りにくくて悩んでいました。
コロナ渦でマスク生活が当たり前になり「前よりニキビができやすくなった」など同じような悩みを抱えている人が増加傾向にあります。
この記事では、マスクをつけているとなぜニキビができてしまうのか、原因と予防策、ニキビを増やさないためのポイントについてご紹介します。
マスクの中は高温多湿!?あなたの肌は大丈夫?
マスクの摩擦が肌のバリア機能を壊してしまう
肌には外からの異物の侵入や攻撃から体を守り、体内から水分が蒸散するのを防ぐ「バリア」の役割があります。
肌の「バリア機能」はもともと壊れやすく、マスクの着脱やズレを治すことで生じる摩擦の刺激によってさらに壊れやすくなります。
「バリア機能」が壊れると肌のターンオーバーが乱れ、外部の刺激から肌を守るために毛穴まわりの角質層が厚くなります。すると毛穴が詰まりやすくなったり、肌がデリケートな状態になるため、ちょっとした刺激でも赤みやかぶれ、ニキビを起こしやすくなってしまいます。
マスク内は高温多湿、「アクネ菌」が増殖する原因に
ニキビの原因でおなじみの「アクネ菌」は、普段は肌を守ってくれる常在菌の1つですが、肌の皮脂が増えることで皮脂をエサにして増殖し、ニキビの原因になります。
マスクの中は呼気が充満し高温多湿になり、雑菌が繁殖しやすい状態になっています。さらに高温多湿の状態は汗も皮脂も分泌されやすく、アクネ菌がさらに増殖しニキビのできる原因になります。
マスクはむしろ乾燥肌になる!?
マスク内は高温多湿で「肌がうるおう」と考える人が多いかもしれません。
ですが実際はその逆で、むしろ乾燥肌になってしまいます。
自分の吐いた息に含まれる水分が蒸発するときに、肌の角質層に含まれる水分も一緒に逃げてしまいます。マスクを外した時やマスクの隙間から水分が蒸発することにより、急激に肌の乾燥が進んでしまいます。
肌は失った水分を補おうとして皮脂を分泌し、その結果皮脂をエサにしている「アクネ菌」が増殖しニキビができてしまいます。
あごやUゾーンにできるニキビは、乾燥が原因でバリア機能が低下しできてしまう場合が多いです。
正しい対策でニキビを治そう!
適当にニキビケアをしていても良くならない事の方が多いです。
自分のニキビの原因を把握して正しくスキンケアをしましょう。
顔のサイズに合ったマスクをつける
大きすぎるマスクは隙間ができやすく、隙間から水分が奪われて肌が乾燥しやすくなります。また、小さすぎるマスクは肌がこすれやすくなり、肌への負担が増してバリア機能が壊れる原因になります。
マスクから頬が出過ぎている場合や、逆にマスクが顔を覆いすぎている場合はサイズの見直しを行い、自分の顔にフィットするサイズのマスクを選びましょう。
どうしても顔がこすれてしまう場合は、気になる部分にあらかじめワセリンを塗ることをおすすめします。ワセリンの油分が外からの刺激を和らげる効果があります。
マスク内の雑菌繁殖を防ぐ
高温多湿の状態は雑菌が増殖する原因になります。
不綿布マスクの内側にガーゼやティッシュを挟み、湿ってきたら取り換えるとマスク内の湿度コントロールになります。
また雑菌の繁殖を防ぐためにも清潔なマスクに取り換えるようにすることをおすすめします。毎日新しいマスクに交換するのはもちろん、マスクを長時間つけて臭いが気になるときにも交換しましょう。マスクに臭いが生じるということは、吐息に含まれる湿気がマスクの雑菌を増殖させています。
ニキビ予防にはインナーケアが重要
ニキビを治すためには外からの対策だけでなく、食生活も重要です。ニキビを改善するためにはビタミンの摂取が必要で、中でも積極的に摂取したいのが「ビタミンB群」です。
ビタミンB6 皮膚炎の予防に働く
ビタミンC 抗菌作用を持ち肌の再生をサポートし、ニキビ跡を防ぐ
ビタミンE ホルモンバランスを整える
「油分」+「水分」が重要!しっかり補おう
マスクによるニキビには正しいスキンケアが大切です。
乾燥肌はニキビができる原因になりますが、単純に化粧水で水分を補うだけではニキビは良くなりません。
水分だけを補充してしまうと肌の「水分」と「油分」のバランスが崩れてしまい、乾燥肌が悪化しニキビが改善しません。ニキビを改善するためには正しいスキンケアが大切です。
洗顔は適切な回数を守る
肌を清潔に保つことが大切ですが、一日に何度も洗顔するのはおすすめしません。
「朝と夜の2回」がベストです。一日に何回も洗顔をすると必要な皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまいます。
肌によけいな刺激を与えないようにやさしく洗うのが基本です。洗顔ネットでしっかり泡立てて、泡をすべらすように洗いましょう。すすぐときには人肌程度のぬるま湯ですすぎ残しがないように、丁寧に泡を流すのもポイントです。
洗顔後すぐに保湿する
洗顔後5分後ほどで、肌の水分量は減少し洗顔前よりも乾燥します。顔を洗ったらすぐに化粧水や乳液で保湿することを心がけましょう。
コットンでの保湿はニキビ肌への刺激になるので、手のひらを使ってやさしく保湿するのがおすすめです。化粧水だけでなく、乳液やクリームをつけることも大切。肌の「水分」と「油分」のバランスを整えるためにも、乳液やクリームでしっかり油分を補いましょう。
自分に合った保湿剤を選ぶ
ニキビ肌には、ニキビ肌向けに開発された保湿化粧品を選びましょう。
ニキビ肌向け保湿化粧品はニキビが生じにくい商品か確認する試験である「ノンコメドジェニックテスト」がおこなわれていますので、安心して使うことが出来ます。
市販されている保湿化粧品で迷ったら「ノンコメドジェニックテスト済み」という表記のある、低刺激性のものを選びましょう。
まとめ
一度できると繰り返しできて、なかなか治らないニキビ。治らないからといって放置すると化膿したり、悪化して跡が残ったりすることもあります。マスクで隠れるからといって油断せず、今まで正しいと思っていたスキンケアを見直して、早めに対処をしマスクニキビを治しましょう!